明日、4月1日から17日まで
福井市足羽山愛宕坂でライトアップイベント灯の回廊が行われます。
18:00から21:00まで 天候により中止の日もあります。
灯篭でぼんやりとゆれる和ろうそくの灯を見に行ってみてください。
桜の開花のころは桜とあいまってより美しい風景が楽しめます。
問い合わせ先 福井市歴史のみち整備推進室 TEL0776-20-5106
明日、4月1日から17日まで
福井市足羽山愛宕坂でライトアップイベント灯の回廊が行われます。
18:00から21:00まで 天候により中止の日もあります。
灯篭でぼんやりとゆれる和ろうそくの灯を見に行ってみてください。
桜の開花のころは桜とあいまってより美しい風景が楽しめます。
問い合わせ先 福井市歴史のみち整備推進室 TEL0776-20-5106
毎年4月頭にリニューアル周年記念のセールを9年前から行っています。
今年は、平成23年4月2日、3日にご愛顧感謝デーとして
匂い袋作り体験教室(ワークショップ)を行います。
早いもので今の社屋店舗に立て直して9年が経ちました。
皆様のご愛顧をいただいての賜物だと思っております。
ぜひこの機会にお立ち寄りください。
匂い袋つくり教室 参加費1個 800円
各日 11:00から 13:00から 15:00から の3回
ご予約のお客様優先で多数の場合はお断りする場合もございますので
なるべくご予約をお願いします。
ご予約電話 0120-22-0986
営業時間4月2日 AM9:00~PM18:00まで
4月3日 AM10:00~PM17:00まで
西洋ろうそくという言い方は一般の方にはなじみがないかもしれませんが
和ろうそく屋では和ろうそくと、区別するために
西洋ろうそく とか 洋ろうそく という言い方をよくします。
ろうそくといえば明治、大正、昭和初期のころまでは
たぶん和ろうそくのことをさしていたのではないかと思いますが
今はろうそくといえば西洋ろうそくのことをさすのでしょうね。
時代とともにものの名前をあらわす呼び名も変わっていく一例ともいえます。
ろうそく、西洋ろうそくと区別する意味で和ろうそくという言い方になるということです。
西洋ろうそくという名称は和ろうそくと区別、比較するためによく使われる |
和ろうそくと西洋ろうそくの違いは先に書いたような材料の違いともうひとつ
燃え方が和ろうそくは特徴的です。
炎の大きさが一定ではなく縦に揺れたり、横に揺らめいたり、
芯が中空なため常に空気が供給され炎の形が一定ではなく変化します。
西洋ろうそくは糸芯で炎も一定の形で燃焼します。
また芯が西洋ろうそくと比較して太いため炎の大きさが一回り大きいです。
和ろうそくは大きいサイズ(寺院の祭事に使うようなサイズ)は芯きりという作業が必要になります。
1.和ろうそくは炎が特徴的 2.炎が一回り大きい 3.芯きりが必要 |
東日本大地震、津波の被災者の方がたにお見舞い申し上げます。
ろうそく屋がこんなことを書くのもなんですが
地震のあとの停電対策にろうそくをお使いになるのは余震の可能性がある間は
避けてください。余震でろうそくが転倒して火災の心配があります。
くれぐれも2次災害に気をつけてください。
どうしても使わざるを得ないときは不燃性の燭台にしっかり固定し
周りに燃えやすいものを置かずに消火用の水を用意して
お使いください。
小大黒屋の和ろうそくの大きいサイズ(20号以上)は一般家庭でのご使用には向きません。
炎が大きくなるのと芯きりが必要になります。
先日の東北地方の大地震、津波で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
停電対策で ろうそくをお使いになるのは余震が続く可能性がある間はお控えになったほうがいいと思います。
激しい揺れでろうそくが倒れて火事にならないようにしてください。どうしてもお使いになる方は回りに燃えやすいものを置かないで消火用の水を用意してお使いください。
余震で火災にならないようにご準備してお使いください。
福井でも小売店から電池、懐中電灯、マッチ、ローソク、水などが売りきれで一時的に手に入りづらくなっています。ここ数日 そのお問い合わせが集中しています。
この現象は一時的なものです。物流が正常化すれば品不足は解消されます。各メーカーに在庫は十分あります。不要な買いだめはおさけください。本当にほしい方にいきわたらなくなってしまいます。
小大黒屋の寺院祭壇用サイズの和ろうそく(20号以上)は一般のご家庭での使用には向きません。炎が大きくなり、芯きりが必要になります。不要な買占めなどは当社はすべてお断りさせていただいています。本当にほしい方たちに必要な分を必要なだけ運ぶ。地域密着の製造卸業としての使命だと思っています。
今年の福井は大雪で大変でしたが
もうほとんど雪も解けて春ももうそこまで来ています。
いろいろ大変なことも起きていますが
こういうときこそしっかり地に足の着いた生活を送りたいものです。
春のお彼岸の準備はお済ですか?
お彼岸にはお墓参り、ご実家のお仏壇参り、などの行事を大切にしたいものです。
もちろん ろうそく はそばを離れるときは必ず消して消火を確認してから処分してください。
一連の東北地方の地震の 災害に関連して計画停電が実施され
ろうそくが各地で急に売れて品不足だそうです。
停電に備えて備蓄される方が多くなったためだと思います。
余震が続く地域ではろうそくのご使用はご注意ください。
余震でろうそくが倒れてもほかのものに火がつかないように不燃性の皿や台の上に燭台を置いて
周りに火がつきそうなものを置かずに
すぐ消せるように消火用の水などを用意してお使いになるようにお願いします。
首都圏を中心の在庫切れも一時的なものだと思います。
流通経路さえ確保できればすぐ品不足は改善すると思います。東北地方で物流が断絶されている方々へ優先して物が流れるように各社ろうそくメーカーも対応をされているはずです。
和ろうそくの作り方、製造方法には大きく分けて2種類あります。
手掛け と 堅がけ(型がけ) です。
手掛けというのはテレビなどでご覧になったことがある方も多いと思いますが棒につけた芯を転がしながら
蝋を重ねてバームクーヘンのように層を重ねて太くしていく手法です。
型がけとは木型もしくは金型に芯をいれ蝋を流し込み成型する手法です。
北陸では明治時代にすでに型がけの手法が確立し伝統的に型がけで製造している蝋燭製造業者ばかりです。
型がけは型の形状、製造手法自体にそれぞれの製造業者の工夫があり製造風景を公開しているところはあまりありません。小大黒屋もよく製造現場を見せてほしいと言う依頼がありますが基本的にお断りしています。
製造方法自体が150年近く積み重ねた工夫の結晶ですのでご理解ください。
また手掛けも型がけのものに1,2度手がけを重ねる折衷タイプと言う製造方法も最近は増えてきています。
燃焼の差は型がけ、手掛け特にないと考えます。
大阪の福井物産展に来ています。
お客様に花ろうそくはどう使うんですか?と時々聞かれます。
和ろうそくに花の絵をあしらった絵ろうそくは綺麗で物産展でも人気です。
古来、雪深い東北、北陸で冬、生花がとりづらかった時期に
和ろうそくに花の絵をあしらって仏前に供えたという成り立ちがあります。
今はそれから発達して観光地でのお土産や外国の方へのプレゼントや和のしつらえのインテリアにと
さまざまな使い方があります。
こういうように使ってはいけないと言うルールもありません。
年忌明けまでは明るい色の花ろうそくを避けて使用すれば
普段のお灯明にお使いいただいてもかまわないと思います。
火を灯すのがもったいないと言う方もいますが
普段は飾っておいて祥月命日など特別な日に灯すようにして
おつかいいただければいいかと思います。
和ろうそくを消した直後は、ろうそくの上径部は蝋が液化した状態のままです。
また燭台の芯の部分を通じて熱が燭台に伝わり燭台も厚くなっている場合があります。
かたずけたり、掃除する場合、消化した直後はすぐに触らずに5分から10分はそのままにして冷えてから
ろうそくや燭台に触れるようにしてください。やけどの恐れがあります。
また、火が消えていることを必ず確認してください。
火を灯している間はそばを離れないことも大切です。
2011年3月9日から14日まで6日間、大阪高島屋で行われる福井物産展に参加します。
私も今回は1週間大阪に滞在して売り場で販売させていただきます。
大阪高島屋さんは今回改装グランドオープンと重なりかなりの人出が予想されます。
気合入れてがんばっていこうと思います。今回の大阪の物産展限定の絵ろうそくも販売します。
常連のお客様からはすでに何件かお電話いただき あれ ちゃんともってきてよ!
とご注文すでにいただいています。毎年楽しみにしていただいているお客様とお話しするのは
すごく励みになるのと供に楽しみです。
なかには逆に大阪のお土産持参で来ていただける方もいらっしゃり
恐縮してしまいます。大阪はずっとうちのベテランの営業が担当してましたが定年退職にともない去年から
私が行くようになりました。
前任者に会いに来ていつものおじさんは?ときかれることがかなり多かったですが
私が対応させてもらい、
じゃあ お兄さんに来年も会いにくるわ と言ってもらえる喜びは何ものにも変えがたいです。
和ろうそくのよさを大阪の方に一人でも多くお伝えできたらと思います。
先日 イギリスからメールで大量の注文がありました。
最初は問い合わせで何回か質問と回答を繰り返し直接電話もいただき
準備も進み
出荷を待つのみとなりました。荷造りのダンボールも20を超える数、
ですが出荷を待つのみのときに突然のキャンセルの連絡、、、
イギリスで日本の時代劇の映画を撮っていると言うことでの
和ろうそくのご注文でしたが和ろうそくのゆれる炎が俳優より目立ちすぎるということで
監督がNGということになりドタキャンでした。
残念!
でもイギリスで日本の時代劇の映画って、、、と思っていたら
2,3日前芸能ニュースでキアヌリーブス、柴崎コウ主演の忠臣蔵の映画がハリウッド、イギリス、日本で
撮影始まるという報道、、、、これ?????
逃した魚は大きい?
最近ブログを書くようになって
和ろうそくのことを中心に書いていますが
和ろうそくって何なのか根源的なことを
考えるようになりました。
原料、芯、和ろうそくの定義と言うものはありませんが
小大黒屋が考える和ろうそくは
植物性原料を主原料として使い、芯は中空で和紙を使って作っている
形はイカリ型、棒型とあり、主に仏事の行事や仏壇でのお灯明として使われる。
形状や原料で言うとこのようにいえると思います。
でも根源的な意味での和ろうそくとは何なのか、日々考えています。
昨日は100年以上続く老舗企業ということで
日本商工会議所の情報紙の取材を受けました。
よくよく話をお聞きするとこのためだけに東京からおこしになったとの事。
うちなんかの取材にと思うと申し訳なさ過ぎて恐縮してしまいました。
いろいろ質問されましたが
正直、何も目新しいことや記事になりそうなことも言えず
ほんとに申し訳ない内容になってしまいそうです。
ですが私は改めて質問を受けることで考えや方向性、立ち位置が少し確認できました。
私は和ろうそく製造業者として次世代に和ろうそくの文化を継承できるように
和ろうそくの文化を守り育てていきたいです。
時代とともに人の生活や価値観は変わっていきますが変わらない価値を持ち続けられるような
モノをつくりコトを伝えていく。一番難しく派手さも目新しさもありませんが毎日のこつこつの
積み重ねだと実感できました。