2011年1月アーカイブ

2011-01-29 10.36.19.jpg福井物産展で東京に滞在しています。3日目ですが毎日東京のゆかりのある方が尋ねてきていただいています。

お取引先の方や仕事でご縁のあった方、いろいろな縁でお知り合いになった方、長年お取引のある顧客様、

そして最近増えてきたのがネット通販でウチのことを知った方にも

はがきでご案内をお送りするように去年からさせていただいたら

多くの方が尋ねてきていただいます。

先月買ったばかりだから買わなくいいんだけど案内もらったから

見にだけ来たという方も多くいらっしゃいました。

感謝感謝感謝です。本当にご縁に感謝です。

 和ろうそく屋の小大黒屋も東京の福井物産展に参加するようになって15回目色々なご縁が東京で出来ました。

ご案内を常連の顧客様にお出しするのですがタイミングが難しいです。

去年は早く出しすぎて開催日前にお電話何件もいただいて

デパートにきてるけどどこでやってるのというお問い合わせが多かったので

今年は前日につくように投函したのですが昨日はいつも初日に楽しみに来てくださる方に

案内が来ていないとお叱りをいただくこと数件、たぶん今日当たりに着いてるはず、、、

早くても遅くてもダメで前日がちょうどいい。

でも毎年楽しみにしていただいているお客さまが来てくださるのは

めちゃくちゃやりがいがあって物産展の醍醐味です。

 

 東京新宿の京王百貨店で越前若狭の物産展が1月27日~2月1日まで開催されます。

1年に1回の東京での販売です。15回目という毎年恒例になっていて

毎年たのしみにしていただいている常連さんも数多くいらっしゃいます。

デパートで売り場に立って販売していると

東京の方は和ろうそくが珍しくよく何に使うのですか?

と聞かれお仏壇に使っていただくものですというと

珍しがられます。それたけ地域によって文化が違うということだと思います。

お近くの方は是非お立寄りください。福井のおいしいものや伝統工芸品など

多くの物産が販売されています。109068.jpg

 

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 和ろうそくのデザイン、形というものは100年以上前に今のフォルムになったと考えられます。

今の生活様式にあった形にデザインを修正していきたいのですが長い間に形成された

デザインは完全に近く今のフォルムはとても美しいくまた性能にもあった形だと思います。

小手先で形をいじるというより

どういう風に使ってもらいたいかなど

生活シーンや使い方からデザインしなおさないといけないのかなと

最近思うようになりました。そうすればおのずと形や具現化され目に見える部分も

形づくられていくのではと思います。

 

 

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昨日は講演会を聞きに行きました。福井県小浜市の有名な箸メーカーの会長さんの講演でした。

正しいことをして言い続けて消費者のためになるようなことを続けていく大変さと覚悟のような話でした。

また箸を作って売るだけでなく箸を使う文化、伝統を大切にし啓蒙のため

年間400回近く全国で箸の持ち方を通した食育の

事業を行っておられるとのことでした。

自分たちの仕事に置き換えても

作って売るだけでなくその文化を守り育てていくということに

強く共感を覚え自分の思いが間違いなかったと感じました。

和ろうそく屋も

あかりとかおりの文化を守り育てていくという理念の下

がんばって行きたいです。

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この時期は皆さん製造業の方も時期的に売上自体は少なく暇ではないかと思いますが

この時期でしか出来ないことというのがいろいろあります。

うちは製品の見直しや、新商品企画など1年間の繁忙期に向け

いろいろ仕込みを始める時期です。

昨年1年の反省と今年一年こういうようにやっていこうという製品計画のアラアラを

段取りします。ですから緊急や急ぎではありませんがすることはいろいろあり

やらないと年の後半にボディーブローで色々影響が出てしまいます。

そのとおりにはあまり行きませんが考えることが重要かなと思うようにしています。

 

 rogo.jpg先々週になってしまいますが

東海地方の老舗の和ろうそく屋さんが

火事で全焼という記事をネットで見ました。

お名前だけは知っているところでした。

製造の場所から深夜の失火ということで

いろいろな思いはあると思います。

小大黒屋も約60年前、福井大空襲と福井大震災で

数年あけず2度全焼しています。

火を扱う仕事ですので人一倍細心の注意を払っていますが

火事に会われた方も同様、注意は払っていたはず。

人事とはいえない心境です。皆様も火の始末は注意してください。

 

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和ろうそくの燃焼時間は環境によって変わります。

小大黒屋の製品には一般檀家向けの15cm以下の長さのものには

箱に燃焼時間がかかれています。

その表記も実際の時間より1割以上短くかかれています。

40分くらい燃えるものは約30分、1時間くらいなら約50分 といった具合です。

これは燃焼の状況、環境、気温湿度などの条件、

周りの風、空調などによって大きく変わるため

念のため1割強短い時間を表記しています。

芯も和紙、灯心などを使っているため

10%前後の誤差が出るためです。

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時々消費者の方に和ろうそくは長持ちしますかと聞かれます。

火が長く持つかという意味でしたら比較のしようが無いので

当社の商品の燃焼時間をお答えするにとどめていますが

製品としての品質保持でしたら3年から5年はまったく平気です。

10年くらいは保存がよければまったく問題はありません。

冷暗所で湿度を避けて保管してください。

和ろうそくは時間がたつと枯れるといわれ、

枯れれば枯れるほど炎はきれいになるといわれています。

化学的には製造後4~5日で化学組成的には安定するらしいのですが

当社では一定期間寝かせて保存したものを出荷して、

製造後すぐ出荷ということは避けています。

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昨日は地元商工会議所のセミナーに参加してきました。90分という短い時間でしたが

ブランドの授業、や 共感企業 などの著作がある阪本啓一氏の講演です。

福井商工会議所が企画している今月15日から1ヶ月間の地元商店街振興策ツカッチャオキャンペーンの

一環でした。

デフレ時代を中小零細小売店がどう生き抜くか

どうあるべきかをかんがえる モノでしたが

それできみはどうなの?どういう覚悟なの?ときかれている感じで、

背筋を伸ばして気を引き締めて話を聞いてました。

みんなが笑顔でいられる範囲が最適な企業規模という趣旨の話が

印象的でしたが 

対して逆に 渇け ともいっていて

その両者の落としどころを見つけるのは結局自分でしかないのかなと昨日から考えてます。

(聴いた人しかわからないかもしれません、うまく説明できなくてごめんなさい)

小大黒屋でもツカッチャオキャンペーン実施中です。

 お正月に武士の家計簿という映画を見てきました。

福井のお隣石川県の下級武士が主人公でしたが

ストーリーもそこそこに和ろうそくの使われ方ばかりに注意がいっていました。(笑)

主人公がこれから生活を切り詰めると宣言してからはそれまでふんだんに使われていた和ろうそくが

家庭ではまったく登場しなくなり

お灯明油に灯心という町人と同じ照明に変わっていくのです。

細かい部分ですがそういう細部まで演出が行き届いていましたが

和ろうそくのことを知らない方はあまり気がつかない部分ではと感じました。

でも当時のあかりの使われ方など見ていて和ろうそく屋の目からも面白かった映画でした。

 

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和ろうそくのあかりは照明の照らされたところより薄暗い場所でより魅力を増して揺らいで見えます。

写真ではなかなか伝わりませんが炎をじっと見つめているといろいろな思いや考えが交錯し

人それぞれ思いをめぐらせることも出来るはず。

1日に1度くらいそう言う時間を持つのも忙しすぎる現代では必要なのかもしれないですね。

 

 金色の和ろうそくは僧侶の結婚式や仏前式で使われます。

小大黒屋では和ろうそくに本物の金箔を貼って製造しています。

本物の金ですから金額も当然それなりになります。

 

 冬の寒い時期は葬儀が増えますが

銀ろうそくのご注文も突然入ります。

銀色ろうそくは小大黒屋では和ろうそくに銀箔を貼って製造します。

葬儀に使われるのでいつも今ご注文いただいて今日明日中にほしいというものばかりです。

銀は時間が経つと黒ずんでくるので長い時間在庫を持てず、

つくり置きも出来ません。

ネットでも紹介をしていない製品です。

銀の和ろうそくは徳の高い方、一般には寺院関係のかたや

叙勲を受けられた方などの葬儀に使われます。

 

 和ろうそくに花の絵をあしらった絵ろうそく 小大黒屋でも製造しています。

これはルーツは昔雪深い地域で冬、生花がとりづらかった時期に

花の絵を和ろうそくにあしらい 仏前に供えたことがルーツだといわれています。

枯れない花を仏前にお供えするという意味があります。

現在では観光土産や外国の方へのお土産、和のインテリアなどにも使われます。

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和ろうそくの品質といっても多岐にわたります。

見た目の仕上がり、燃焼の安全性、確実性、たれない、油煙が少ない、

100回に1回のミスや不具合でもお客様にとっては1回に1回の不具合です。

そのことを肝に銘じて製品作りに励まなくてはと感じています。

まさに一期一会ですね。

 ダウンロード.jpg1年の計は元旦にありといいますが

1年の目標をここ数日考えています。(今頃ですが)

なにか指標となる、大きなものをと考えますが

数字や戦略は横においておいて

今年は環境整備に力を入れようと思います。

整理整頓、ムリムダ、5Sなどいろいろありますが

和ろうそくの製造も段取り八部とはよく言ったもので

準備を丁寧にして後かたずけを綺麗に、始末を丁寧にすると

生産性もあがります。

身の回りの車の中、机周り、PCの中のファイルみんな整理整頓します。

(社内で一番私が出来てません。)

 

大掃除でキレイなうちからスタートです。

 1月2日の永平寺年賀式に参列して永平寺には何度も行っていますが

今まで目に入っていたのか、いなかったのか今回はいくつかの気付きが

ありました。

「護美箱」とかかれた箱がいろいろなところにありました。

ゴミ箱  ではなく  

護美箱  

美しさを護るための箱   

漢字の奥深さと永平寺の歴史の一部を感じるものでした。

 

 

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あけましておめでとうございます。

1月2日に永平寺の年賀式に参列しました。

最高気温2度の日でしたがお天気はよく参列される方も一般の参拝の方も去年より多かったようです。

私は去年から社長のお供で行くようになりましたが

お正月早々刺すような寒さの中凛とした雰囲気の永平寺は京都などの観光客が多い寺院様とは

一線を画す本当の修行の場としての燐とした空気が漂っていました。

今年こそは良い年にという来賓の方の挨拶が目立ちましたが

祝杯がノンアルコールビールだったのは時代の変化にこういう場も対応しないといけないという

現れなのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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