2012年1月アーカイブ
和ろうそくの安全な火のつけ方
和ろうそくの安全な火のつけ方
不燃性の燭台にしっかりと固定してからマッチ、ライターなどで火をつけます。
和ろうそくを手で持って火をつけることは避けてください。
蝋がたれたりする恐れがあります。
和ろうそくは燃えすすんでいくと芯が炭化したまま残りだんだん炎が大きくなります。
和ろうそくの大きいサイズ(小大黒屋和ろうそくでは10号以上)では
芯が炭化したまま燃えすすんでいくと芯切りという作業をして
和ろうそくの燃えている芯の長さを短くして炎の大きさを調節することが必要になります。
仏具で芯切バサミというものがありますので芯切バサミを使って安全に正しい使い方で
和ろうそくをお使いください。
和ろうそくの安全な火の消し方の動画をyoutubeにアップしました。
これから少しづつ和ろうそくの燃焼の動画や安全な使い方などを
情報提供できればと思います。kodaikokuya の名前でyoutubeのチャンネル作りましたので
登録してもらえると新しい情報をアップするたびにお知らせが届くようになります。
芯切りについては説明していましたが
芯切して残す芯の長さまでは
説明していませんでした。
昨日和ろうそくの燃えている動画を取ろうとして
小大黒屋和ろうそくイカリ20号を燃焼させていました。
何度か入社1年くらいの社員の人に芯切りしてもらいました。
芯を切ると炎の大きさを調節できることを実感してもらえたようですが
今まで大事なことをお伝えするのを忘れていたと
気がつきました。
芯切で残す芯の長さです。
20号以上の場合は3cmくらいは芯を残して下さい。
1cmくらいの長さに芯をしてしまうと不完全燃焼が起こり煤が多くなります。
3cmくらい芯を残していただくと燃焼のバランスがよくきれいにもえて煤も出ません。
小大黒屋の和ろうそくの製品のお問い合わせで
たまにあるのが燃焼時間の長さに関してのご質問があります。
主要製品のパッケージには燃焼時間の表記を入れています。
またカタログ、ホームページにも燃焼時間を表記するように極力しています。
また使用環境や湿度、気温、芯切りするタイミングなどさまざまな条件で燃焼時間は
短くなったり長くなったりもします。
小大黒屋の表記の燃焼時間はすべて実際の燃焼時間より1,2割短く表記されています。
たとえば棒型2号の和ろうそくは燃焼時間45分と箱には表記されていますが使用環境によって異なりますが
風のない常温室内では実際は55分から60分は
燃えています。
燃焼時間が実際より短くてお叱りをいただくことが昔あり、、
長くてのお叱りはいただいたことがないため
自然と、このようになってきました。
和ろうそくの燃焼している動画を撮影しようとしていろいろ格闘していますが
和ろうそくの特徴である揺れる炎を取りたいのですが
こういうときに限って揺れません。動画なのに写真のように形の変わらない炎、、、
こういうものですよね。
起こってほしいときに起こらず起こってほしくないときにしか起こらない
ままならないものですね。
和ろうそくの炎は常に一定の形ではなく時折揺れる炎が特徴です。
昔は揺れる炎は仏様が笑ってらっしゃると言った方もいられました。
和ろうそく屋にとっては当たり前のことでも、、
一般の消費者にとっては、しらないことだらけ、
いわないと伝わらない、書かないと伝わらない、
そういうことを最近富に実感します。
小大黒屋もずーーと私が一番新入りという時代が10年くらい続きましたが
最近新しい私より若い社員も数名いるようになり、その社員の人たちと話すと
実感します。作り手売り手側が正しい情報をしらないとお客様にももちろん伝わらない、、
そんなこと当たり前、、という自分目線では伝わらないと最近実感しています。
和ろうそくでは当たり前の芯切りを知らないお寺のご住職も多くなってきています。
ろうそく製造業として正しい使い方、価値、和ろうそくのよさを伝える努力を怠ってきたと
最近感じています。カタログ、ホームページなどもそういう消費者目線で今見直ししています。
時々、東京のお客様からお電話で
小大黒屋の和ろうそくを東京で買いたいけどどこに売ってますかというお問い合わせを
いただきます。
東京新宿 京王百貨店での福井物産展に十数年参加しているので
だいぶ小大黒屋の製品を通年通してほしいという方もだいぶ増えました。
ですが、なかなか東京で小大黒屋の和ろうそくを
お取り扱いしていただいている販売店がないのが現状です。
福井県のアンテナショップ南青山291というお店では一部の商品をお取り扱いいただいています。
関東地方で小大黒屋の和ろうそくをお取り扱いいただけるお店を絶賛募集中です(笑)
南青山291の住所
〒107-0062
東京都港区南青山5丁目4-41
グラッセリア青山内
ふくいネット通販研究会 通称どっとこむ福井というグループに入って
数年前からネット通販の勉強をしています。ただの飲み会といううわさもありますが
結構福井はネット通販の世界では先進的でその業界を代表するようなサイトを運営している方も
結構いるのです。いつも会合では多くの方から刺激をもらい、自分もがんばろうと決意を新たにしています。
で、なぜかそのグループで今年会長になってしまいました。このグループの特徴で
毎年解散、毎年参加募集の形で離合集散を繰り返しています。次期会長に指名されると拒否権がない決まりです。
和ろうそくの通販なんてできるんか
という冷たい声にもまけず細々とネット通販をやってきましたが
どっとこむ福井は10年以上続く歴史ある会になってきましたが歴代会長の中で
過去最低のネット通販売り上げを誇る?会長になります。
これをバネにネット通販も歴代会長の中の最低売り上げから
過去最高は鼻血出しても無理ですがドン欠にはならないように
がんばろうと思います。
和ろうそくの使用している写真、燃えている写真の投稿を集めているのですが
なかなか集まりません。実は和ろうそくの炎を写す写真って
結構撮影が難しいのです。
マクロレンズでバックの風景をぼかして撮影すると結構かっこよくなります。
光の当て方もムズカシイ。
写真は知り合いの方が撮影して送ってくれました。携帯のカメラをつかい、
ご自宅の仏壇の前で取ったそうです。小大黒屋和ろうそく純木蝋製5号です。
マクロモードでバックがぼやけててかっこいいですね。
皆さんももしろうそくの燃焼している写真あったら送ってください。
お正月、いつもは雪が多いですが
今年はほとんど雪もなく、以外に福井はいい天気の時が多かったですね。
お正月休みに気持ちも新たにお墓参りにいってきました。
皆さん、神社に初詣には行かれる方は多くても
お正月にお墓参りにいかれる方は以外に少ないようで
3日の日にいきましたが人もまばらでした。
新春を迎えることが出来ることを祖先や故人に感謝する。
最近やっと大事さがわかってきました。
写真の和ろうそくはお墓参り用紙巻和ろうそくです。
風がふてもほとんど小雨でも消えません。
お墓を離れるときはお線香、ろうそくは火を消してゴミは持ち帰るようにしましょう。