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和ろうそくの原料は木蝋です。
木蝋とは櫨(はぜ)の木の実の外殻を蒸して圧搾して精製したものです。
30年ほど前に、この木蝋が手に入りずらいことが数年続きました。
そのため代替的に同じような化学組成式の成分の植物性油脂を探し
東南アジアから輸入した原料を国内で精製した植物性油脂を主原料にして
和ろうそくの製造を続けました。
今では櫨から作った木蝋も価格はかなり高くなりましたが再び手に入るようになり、
小大黒屋では 一般品(輸入植物性油脂)と純木蝋 という呼び名で 分けて製造販売しています。
純木蝋製和ろうそく は製造したときは深緑の色をしていますが
2,3ヶ月寝かせて熟成させると白い粉が吹いて
ほんのり木の実のかおり(鬢付け油のような香り)がします。