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ろうそくの蝋(ろう)にはいろいろな油脂が使われています。
現代でもっとも代表的なものが
パラフィンで石油系の蝋で、原油から抽出生成されて作られます。一般的な白いろうそくがこれです。
和ろうそくの原料は、木蝋と呼ばれる櫨(はぜ)の木の実の外殻から抽出した油脂分です。
また現代では植物由来の原料が多く研究され使われています。
大豆から作ったソイワックス、
ヌカ蝋と呼ばれる米ぬかから抽出した蝋、
蜜蝋と呼ばれる蜂の巣からとった蝋、
昔は鯨の油をつかった蝋もありました。
ヨーロッパでは動物の脂分からもろうそくを作っていたようです。
イベントなどではてんぷら油などの廃油から作ったエコキャンドルも最近は活躍していますね。