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和ろうそくの蝋の原料は櫨(ハゼ)の木の実の外殻から生成した油脂分です。
正確にはハゼの木の実の外殻を冷暗所に数ヶ月から1,2年保管し、その外殻を蒸して
圧搾します。絞って抽出した油脂分からごみや不純物をろ過、分離して精製したものを
木蝋(もくろう)といいます。また精製の過程で、日光に晒すと白く変化します。
日光に晒していないものを生蝋(きろう)、日光に晒して白くなった蝋を晒し蝋(さらしろう)や
白蝋(はくろう)といいます。
写真のはぜの木は小大黒屋社屋前にシンボルツリーとして植えたものです。
紅葉緑樹で秋には真っ赤に色づき実をつけます。