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小大黒屋の小売店内の看板のご紹介第二回です。
これは曹洞宗大本山永平寺の御用達の書状です。
今でもこういう書面を出すのかどうかわかりませんが
昔からの書類の中から父が見つけてかざってあります。
昭和26年というのが歴史を感じます。
また住所が福井市錦中町となっています。
江戸時代から同じ場所でろうそく屋を営んでいますが
住所が時代とともに変わっているのが面白いですね。
このあとたしか呉服町1丁目となり、
その後、順化2丁目になっています。
この書面に載っている大津伊平は私の父で今も小大黒屋六代目当主ですが
このとき7才です。ウチは先代、先々代と病死、戦死と立て続けになくしているので
便宜上、父が幼少から当主になっていました。
沈香蝋燭食用油商という業種になっているのが当時の文化の一部をうかがい知れますね。